9月にうつ病が増えるのは天候のせい?
本日9月26日(土)のYAHOO!JAPANニュースに6月、9月は「うつ病」が増える時期というタイトルで、うつ病に関することが掲載されていました。出典は週刊SPA!からです。特に9月病についてふれています。
気力が出ない、会社に行きたくないなどの症状を訴える人が結構いるようです。医学博士の秋津医院院長によると、「暑い盛りは気が張っていて乗り切れますが夏が終わろうとする時期になり、ホッとした途端、心や体の不調という形で出ることが多いんです」といわれます。
どうやら、天候や季節の変わり目が大きな影響を及ぼしている可能性があるようです。そういえば、9月は台風や雨の日が多いです。6月は梅雨でうっとおしい天気が続きます。
では、どうすればよいのでしょうか?ここでは、次のような方法をすすめています。「ベストは9月に夏休みを取ること。ただし、すでに休みを取った方は無理でしょうから休日に出かけたり、逆に家でのんびり過ごすのもいいでしょう。要は仕事とプライベートのメリハリをつけること。それと日照不足の月だから意識的に日光を浴びるのもいいですね」。
そして、最後に対策として、日光を浴び、仕事と私生活のメリハリをつけて乗り切る!という言葉で締めくくっています。
さて、なぜ日光浴なのか?なぜメリハリなのか?分かりますか?
太陽の光は、セロトニンという脳内物質の分泌を促進させる作用があり、分泌したセロトニンは人の感情と深く関係しているようです。セロトニンが出ないと気分がすごく落ち込んできます。さらに、朝日を浴びると体内時計がリセットされ、生活習慣の乱れが改善されるといわれています。
また、仕事や生活にメリハリをつけた方が集中してやるよりストレスが溜まりにくく、疲れにくいといわれています。
ながらがわ気功院では、うつ病の治療方法として、いろんな角度から気功治療を行ないます。縫線核からセロトニンの放出を増大する方法もありますが、最新の治療方法は、背外側前頭前野(DLPFC)と扁桃体のバランスをとっていく方法を使っています。