現実味を帯びてきたiPS細胞を使った脊髄損傷の治療計画
2月19日の朝日新聞、毎日新聞、読売新聞各社の朝刊1面トップには脊髄損傷とiPSの記事が載りました。
iPS細胞(血液や皮膚の細胞から作ることができる万能細胞)を使い、脊髄(せきずい)損傷を治療する慶応大の臨床研究計画が18日、厚生労働省の部会で了承されました。
脊髄損傷とは、交通事故や高所からの落下、転倒などで脊柱に強い外力が加えられることにより脊髄に損傷をうけ、運動や感覚機能などに障害が生じる状態(手足の麻痺など)をいい、現代の医学でも、これを回復させる決定的治療法は未だ存在しません。
脊髄損傷の国内の患者は10万人以上といわれています。
今回の計画はiPS細胞を使った再生医療の中でも、実用化への期待が大きいとされています。
iPS細胞の研究成果でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授は「かつて私は整形外科医を目指したことがあり、脊髄損傷を何とかしたいと思っている。簡単ではないが、前へ向かって進むので希望を持ってほしい」と5年くらい前に言っていたことが現実味を帯びてきました。
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ながらがわ気功院の気功は、疾患部に発生しているマイナスの気を取り除くことで、病気を改善していく治療法です。